2004-12-02 ■ 戯言 目を上げれば街は朝焼けで 風は乾いて針のようだし どうせ今日もまたこの道を帰る頃には 何もかも黒白ベースの世界なんだけど 旧式の踏切が指す満月を見れば白く 摩れて薄汚れたようで どうせそんな風に見えるのも この靴の水漏りが酷いせいなんだけど ああせかいはきれいだね だけどまだ生きている