巷で噂の「ひぐらしく頃に」をプレイ。怖ッ。そして後味悪ッ。しかし好きな人は好きそうですねってかこれは何一つストーリーのネタバレなしでそっとオススメしたくなるなあ(笑)誰かプレイして!そして何がどうなってるのか推理話につきあって!
以下ネタバレ配慮しつつ感想。
 
鬼隠し編
開始から暫くは腹立たしい程つまらないとか一昔前のギャルゲ(非えろ)とか散々な言われようだったので覚悟は決めてたんですが、うん、ほんとにそうだね…!開始後一時間ぐらいはひたすら続く平和なギャルゲの世界に中の人満腹でテキストろくすっぽ読まずに飛ばす体たらくでした。たまに「?」なとこはあってもまあ舞台が昭和時代の寒村だしなあ、で片付く範囲。
しかしこれが、まあ、後半は見事な転落っぷりな訳で…
ああこの人やっぱり死亡フラグ立ってたか、とかこの人があんな事言わなきゃこの人ここまで追い詰められなかったんじゃないの?とか村社会って怖いねとか指!指!!!!(わかる人だけ一緒に怖がってください)
ストーリーは一環して主人公視点で進んでいくのでミスリード(明らかにそうとわかるものからそうでないものまで)も多く、如何に主人公に感情移入せずに事件を眺められるかがおそらく正解に辿りつく道ですがあははうふふって追いかけっこしていやあああってなるので冷静になるためにはメモ必須(わかる人だけ以下略)
ちなみに私は鬼隠し編は一番救いのない解釈でしか納得できませんでした_no<解答編に期待
 
 
綿流し編
相変わらず前半は腹が立つほど平和。でも鬼隠し編で大分慣れたおかげか各キャラがそれなりに可愛く見えてくるようになりました。ヲタク撃退の辺りも普通におもろかったし。昭和56年にこういうヲタクがいたかどうかはさておき
私どうも各話のつながりがよく判ってないんですが、これは「舞台背景・登場人物は同じで少しずつ違う選択肢を選んだ未来」という解釈でよいのかしら。微妙に変化するストーリーをなぞって各話の犯人・動機・手段を推理する、でいいんですよね?(誰に聞いてる)
「鬼隠しより単純な謎ですが悪質です」の前置き通り、本気で悪質ですよこの話。もう謎が云々のレベルでなく話が。ストーリーが。
一見最後の最後に全ての謎が集約されてるように見せかけて、記憶を辿っていくと「…あれ?」のオンパレード。この人がこの可能性に気付かなかった筈はないのに何故?こんな不確かな方法に訴えたのは何故?そもそも本当に「こんなこと」が動機だった?あの人の台詞の真意は?
登場人物には(当たり前ですが)ストーリーの中で語られていない過去や背景があり、それに根ざした信念とか常識とかそういうもので動いているわけで、登場人物の行動は事件に関連するものかもしれないし、そうではないかもしれない。というのが多分全編通しての鍵であり引っ掛けポイント。
綿流し編は一応メイン(?)のトリックは考え付いたけど残された謎がやっぱり多い…
 
 
暇潰し編祟殺し編
未プレイ。というか開始したら終わるまで続けそうで平日は怖くて手が出せません。