1. のだめカンタービレ

前々から気になってたんで、給料が入った勢いに任せて購入。
凄いツボった。


なんかこう…いいですね、この恋愛になりきれてない感が(*´ω`)
どいつもこいつも、恋愛と音楽を秤にかけたら
間違いなく音楽に軍配が上がりそうな音楽馬鹿だらけ。
特に主人公二人の音楽馬鹿っぷりがいい。最高。
二人とも天才肌なんだけど、その種類が正反対なのもまたいい。
努力型の天才と変人型の天才とでも言うんでしょうかこれ。


脇役もキャラ立ち過ぎでおかしいです。
清良さんとか峰君とか、エキストラ以上の何かになると思ってなかった
(失礼)のですがまさかああなるとは。ちょっと意外。


ていうか9巻すごい気になるところで終わりすぎなんで
続きが早く読みたいです。
中の人はオーボエの黒木君を強く応援しています(つдT)ナム





  1. 漢式 青春ばくはつ劇場

自宅以外で読んだら不審人物確定の本。
ペルソナやアンジェの4コマ描いてる頃からそうでしたが、
この人のギャグセンスは突き抜けすぎてて
笑いどころの予測が不可能。
オチに備えて顔面筋群を硬直させとくとかほんと不可能。大好き。


独特の絵はやっぱり好き嫌いが分かれると思いますが、
何も考えず笑いたいときにはとりあえずオススメ。





  1. ICO

宮部みゆきがノベライズしてるって聞いた瞬間本屋に直行でした。
私は面白いと思ったし泣いたんですが、
どうやら賛否両論あるようで…曰く「ゲームの雰囲気が壊れた」とか。


正直あのゲームで説明されてる部分だけをノベライズしたところで
ゲームの雰囲気は再現出来なかっただろうし、
むしろそれってただの攻略本レベルだと思うんですが如何。
ゲームに描かれていた世界観「だけ」しか認めないというなら、
別にノベライズする必要もなく。ゲーム本体だけやってればよく。


それはさておき肝心の中身なんですが、
イコが非常に人間臭くて(・∀・)イイ!
ヨルダの態度に苛ついたり不信感を抱いたり、
どんなに頭良くてもやっぱり13歳なんだなっていうのが
そこかしこに表れてると思います。
(もうちょっと優しくしてやれよ〜とは思いますが。元ゲームで
 ヨルダ引っ張りまわしすぎた罪悪感が…(笑)


ヨルダもオズマも、いかにも人間らしい優しさと弱さが
あっていいです。結局諸悪の根源はこの二人の甘さ(ていうか自己満足)
だったと思うんですが、これが全く無かったら逆にきもちわるい。


とか言いつつ、個人的に一番号泣したのは馬のせいでした(えー)
賢い動物が人間に向ける無条件の信頼とかそういうものには
どうも弱いです。あんな短い描写でも涙が出ます。何故だ。