マザー3、クリアしました(早ッ)。土日引きこもって7章後半からラストまで突っ走りました。後悔はしていない。以下超絶ネタバレトークを含みますのでご注意を。というか未クリアの人は見ないほうがいいです多分。一応反転文字にしますがところどころ単語が見えてるのははてなの仕様ですご容赦。
 
 
 
 
よかったところ:1章から6章ぐらいまで。
残念だったところ:黒幕(○○○○)関連のあれこれを例外として7章以降全部。
 
とかこういう書きかたすると語弊があるでしょうか。でもちょっとこれほんと、入れるべきシナリオを削りすぎたんじゃないの?というのが終えた瞬間の率直な感想。闇の龍はまだしも光の卵とかこれじゃほんと「存在しただけ」じゃないですかー…(笑
リダがいきなり世界の成り立ちとか語り始めたのもポカーン。確かに「王政はあったのに貨幣制度がないの?」とか「クマトラが最後の王女にしちゃ城壊れすぎてない?」とか疑問はいくつかありましたが、伏線というには余りにも弱い気が。最終的にはリダに語らせるにせよ、もうちょっとプレイヤーがその解釈にたどり着けるような道筋というか、何かが欲しかったところ。
ロクリアの正体とかもほんとうにいみがわかりません!「裏切りました」「はあそうですか」だけの展開ってどうよ。敵をただ倒すだけの存在として見たくない自分としては、「僕には優しい人だった」とかいう台詞をネズミに吐かせるよりも、実際どういう経緯でロクリアが黒幕の側についたのかをみせてほしかった。死ぬことができなくなった黒幕の彼に、自分が過ごしてきた一万年の孤独を重ねて同情してしまったとか、黒幕の彼が語る人間像(何度でも過ちを繰り返す)に賛同して世界に絶望したとか。
主人公が主人公である理由も希薄。正直あれだけのことが起こった直後に世界の命運担わされても、竜には絶望とかそういう類の感情しか映らないんじゃないのかと。
 
まあ散々言いましたが、それでも8章の後半はほぼ泣きっぱなしでした。具体的には彼が前に居た世界の展示品を見てしまったあたりから。それ以前に映画館でも泣いた。彼は本当に、何かを間違えてしまっただけなのだなあと。どこから間違えてしまったのかわからないけど、本当はただ、「あの子」が羨ましかっただけなのだなあと。彼の姿を見てしまったら本当にもうだめでした。あれはきついよ1101。あと博士は正直怖いです。あの人怖い。黒幕のあの子よりも誰よりも、今回2回ぐらいしか登場しないあの人が怖い。
あの子があの子であることに気づいたパパの台詞とかも、黒幕のとは別の意味で泣けました。これでようやく、パパはあの子のために泣けるんだなあと。
 
END?は正直( ゚д゚)ェッ て感じでしたけども(笑
スタッフロールでまた号泣したのでまあいいや!(笑
あの後はきっと、皆で「おつかれさまでしたー」「迫真の演技だったよ!」ってやってるんでしょうね。酸素補給機の皆さんのごとく。思うところは色々ありますが、そういうエンディングだったと思いたい。
あとマザー2をやり直したくなりました。ていうか多分、やる。
 
 
 
しかしこれ、役割とか役割を抜け出すとかドアノブ拾って現実に帰るとか、どっかで見たような展開だなあと思ってたらMOONですか?(?
そういえばあれも闇の竜が役に立たないキーワードでしたっけ(笑