古代エジプトハードボイルド、観てきました。
・もうちょっと無理矢理な感じになるのかなあと思ってたシーザー版も大変おいしく。むしろおいしく。アントニウスの行動原理がちょっと説明不足ではありましたが、あれは全部シーザーへの忠義心、主持つ武人としての行動と考えるのが妥当ですかね。一番の側近として、生き物としての道を誤ろうとした主を諌めるために満身創痍で駆けつける忠犬ですか( ゚д゚)アラヤダ! 絶世の美女に「それは情けか」と問われて迷いもせず「職務だ」ですしねアントニウス(*゚д゚)アラヤダ!
・シーザーはシーザーで、アントニウス版のあの冷酷さが嘘のような脆い一面見せまくりで『上に立つ者の孤独』属性(何それ)を持つ管理人としては大変おいしゅうございました。ひ ひざまく   ら   …!(もえキーワード)
・しかしどっちのバージョン見ても、最終的に死神の人が余りにも哀しくて(つд`)
アルマ亡き後も彼は永遠に時空の旅を続けて行くわけで…
ずっとそうであったなら、或いは耐えられたかもしれない孤独な旅ですが、一時的にとはいえ同行者(アルマ)を得てしまった彼のその後を考えると切なすぎるわけで…
アルマはシーザー(或いはアントニウス)の魂を独りにさせず、また自分自身も孤独から救ったけれど、その結果残されたものは孤独な死神な訳で…_no<遣る瀬無い
・「このエジプトに漂う死臭に嫌気が差したか、スフィンクス!」図らずも痺れました。
・東京公演全編においてうさぎ帽子(もしくはハゲヅラ)を被る羽目になったアントニウスに熱い拍手と声援を。
 
■舞台を観に行くとまあ大量のフライヤーがついてくるわけで
・イーハトーボの笛吹き男(下高井戸/保村大和氏出演):3/12
・巨獣(西田シャトナー作・演出):4月
あれえおかしいないつの間にか手帳に予定が書き込まれているぞ!
きっといたずら妖精さんのしわざだね!(鏡を)(鏡を)